パーソナルジム「STREAM」を運営するRIPPLE(東京都町田市)は、フィットネス業界で「30%超」とされる離職率に対し、自社の離職率が3%だと明らかにしました。新人研修で売上やコスト、利益率、給与原資まで共有し、定着と成長を両立させる方針です。背景には、店舗数増で人材不足が進む一方、若手がキャリアを描きにくいことや、準備・清掃などが賃金に反映されにくい不満、業務委託中心の雇用不安があるといいます。同社はマニュアル型の早期戦力化より「経営者視点」の教育を重視し、代表の吉川大空氏が研修講師を務め、仕事が利益にどう結び付くかを理解させるとしています。離職抑制で再採用・再教育コストを抑え、1分単位の残業代支給など報酬へ還元。入社半年での店長昇格例(月給32万円超)も示し、拡大するポストに実力主義で登用して20代で年収1000万円も視野に入れる設計だと説明しました。吉川氏は3年後の代表引退も掲げており、全国出店を進める中で育成と権限移譲の実効性が焦点となります。

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